はるか、ブレーメン
はるか、ブレーメン
今、私が毎日読んでいる
地方紙に連載されてる
重松清さんの小説
ある旅行社の話
旅行社といっても普通の旅行社ではない
亡くなる間際にみると言われている
走馬灯を
いい思い出だけに描き換えてくれる
そんな話
走馬灯…
やっぱり
息子は…
考えそうになるけど
小説でも
描き換えるお手伝いをしても
本人にしか分からないとなっていたから
考えるのは辞める
私はどうだろう
やっぱり
50年生きてきて
息子との別れ以上に辛い事は思い浮かばない
じゃあ
その記憶を描き換えたい?
でも
息子の最期を知っているのは
私だけ
それは思わない
本当にその時を迎えないと
分からないんだろうけど
想像では
生きてきた記憶より
やっと
息子のところへ行ける
やっと
息子に会える
そんな気持ちになると思う
小説の中では
息子が
母親の走馬灯を描き換えるお手伝いを
親孝行のつもりで頼んでいるのだけど
母親が不倫をしてた
思い出の旅館に行ってしまい
その記憶をどうするか
そんな場面
どうするのかな
人からみれば
許されない事でも
その人にとっては
その時期に必要な関係だった
生きていると
いろいろある
息子をなくして思う
正しい事ばかりでは生きていけない
人を傷付けるのは避けたいけど
誰も傷付ける事なく生きてる人は
いないと思う
人の気持ちは
言葉ではあらわせない気持ちが
多過ぎる